Amazon RDSのハードウェアメンテナンスを対象期間より前に完了させる方法を教えてください
困っていた内容
AWSより「RDS hardware maintenance scheduled」という通知をいただいております。
期間は、2021-08-08 07:00 UTC (Sunday) から2021-08-15 06:59 UTC (Sunday)にかけて、最大1分程度の停止が発生すると思っています。
期間より前にRDSを再起動することでハードウェアメンテナンスを完了させることは可能でしょうか?
どう対応すればいいの?
再起動ではハードウェアメンテナンスが完了しない可能性がございますので、以下の確実な対応方法をご案内いたします。
対応方法
- Amazon RDSコンソールへアクセスしデータベースを選択
- 「RDS hardware maintenance scheduled」の通知に該当するDB識別子(DBインスタンスID)が選択されているか確認
- メンテナンスとバックアップのタブを選択
- 保留中のメンテナンス→「Maintenance on the underlying hardware」が記載されている行のラジオボタンを選択
- 今すぐ適用を選択1
参考資料
Amazon RDS では、Amazon RDS リソースのメンテナンスを定期的に実行します。通常、メンテナンスには DB インスタンスの基盤となるオペレーティングシステム (OS) やデータベースエンジンのバージョンの更新が伴います。通常、オペレーティングシステムの更新はセキュリティの問題に関連しているため、できるだけ早急に適用する必要があります。
メンテナンスがスケジュールされる前に、スケジュールされたハードウェアメンテナンスウィンドウに関する E メール通知がユーザーに送付されます。これには、メンテナンスの時間と影響を受けるアベイラビリティーゾーンが記載されています。シングル AZ 配置は、ハードウェアのメンテナンス中に、数分間利用できなくなります。アベイラビリティーゾーンがメンテナンスの影響を受けている場合、インスタンスがフェイルオーバーするのにかかる時間 (通常は約 60 秒) の間、マルチ AZ 配置は利用できません。セカンダリアベイラビリティーゾーンのみが影響を受ける場合は、フェイルオーバーもダウンタイムもありません。
- 今すぐ適用を選択しますと、メンテナンスウィンドウを待たず、直ちにメンテナンスが適用されます。ダウンタイムが発生いたしますのでご注意ください。 ↩